2017年03月06日

FDフォーラムで教員も発表したり学んだりしました

3月4日(土)、5日(日)「大学コンソーシアム京都」主催の

 FDフォーラム
 http://www.consortium.or.jp/project/fd/forum

が、京都府立大学を会場に実施されました。

FD = Faculty Development とは、 教授団の能力開発、教員開発、つまり
「授業内容の改善」「教える技術や方法の向上」を目的とした活動で、
FDフォーラム は教員の研修会という感じです。

1日目の3月4日は全体会と情報交換会、
2日目の3月5日は、様々なテーマでの分科会が実施され、
人間文化学科の教員も学んだり、
講師として発表したりしました。

まず、人間文化学科の岩崎れい先生は、
「教育の多様化の中での女子大学という選択」
という分科会で、報告者(講演者)として登壇されました。

この分科会のパンフレットの案内文です。




そして私、吉田智子は「教養教育としての自校教育」
の分科会に参加し、建学の精神・理念の具現化
にまつわる課題と展望を学びました。

自校教育は、学生自らが大学生活を送っていくうえで、
自分の立ち位置をしっかり確認する大切な教育です。

これからの実施を検討している学校もあるようですが、
ノートルダムではすでに「ノートルダム学」という科目が
実施されており、建学の精神は「徳と知」で具現化
されているわけで、恵まれていると思いました。

また、大きな大学ではこのような科目を実施には、
特に必修科目として実施するためには、
教員確保が大きな課題になるようですが、
ノートルダムの場合は、その点で小回りがきくので、
よい面が多いと実感しました。

実は、この分科会の報告者の一人でいらっしゃる
香川大学の葛城浩一先生の推進してこられた
「香川大学検定」には以前から注目していました。




ちょうど、ノートルダムでもやってみたいと思い、
来年度、私が担当することになった「ノートルダム学」
に取り入れたいと、準備中だったのです。

このことについては、数日前に
 facebook の徳と知教育センターの3月3日の投稿
に、もう少し詳しく書きましたので、
ご覧いただければと思います。


https://www.facebook.com/notredame.ac.jp/

このfacebookページには、その他にも来年度「ノートルダム学」
に関して準備していることなども掲載しています。

報告:吉田智子  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:37Comments(0)日記