2016年09月19日

物語は世界を変える


たとえ落ち込んでいても、
マンガや映画を観たりすると、
気分がすっきりとしたりします。

(もちろん、小説もそうですね。)



おそらく、マンガや映画が、
自分の忘れていた、
良い経験や考え方を、
思い出させてくれるからでしょう。


落ち込んでいるときは、
悪いことしか思い浮かばないものです。

しかし、世の中の見方は、
ひとつではありません。

よく考えてみれば、
解決策や、とりあえずごまかす方法が、
あるはずです。

落ち込むと、いろいろな可能性が、
見えなくなるのですね。



マンガや映画のストーリーは、
そういう可能性を、
私たちに見せてくれます。

それは、つまり、
世界の見方を変える、
ということです。

フィクションには、
観た人の、行動を、
変えることもあるでしょう。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)日本語日本文化領域