2016年07月11日

ホスピタリティ京都 聖護院八ッ橋総本店 鈴鹿可奈子先生

6月21日のホスピタリティ京都は、
聖護院八ッ橋総本店専務、鈴鹿可奈子先生に、
ゲストで来ていただきました。



聖護院八ッ橋総本店は、
京都定番のお菓子、
八ッ橋の老舗です。

「味は伝統」
それが会社の基本方針です。

米粉に砂糖を合わせ、
ニッキで香り付けをする、
その基本を、
時代が変わっても、守り続ける。

それは、お客様の、
八ッ橋というお菓子への信頼を守る、
ということです。



そして、「人を大切に 地元を大切に」という姿勢で、
お客様はもちろん、
聖護院八ッ橋総本店に関わる方たち、
従業員一人一人、
また会社のある地元聖護院との関わりを、
「ありがとう」という気持ちで大切にします。

聖護院八ッ橋総本店は、そういう基本姿勢のもとに、
提供されているのです。





伝統を守りながら、
新しい挑戦もしています。

鈴鹿可奈子先生は、
nikiniki (ニキニキ)という八ッ橋を楽しむ、
新しいブランドを立ち上げました。

様々なあんやコンフィと生八ッ橋を組み合わせていただく、
carre de cannelle (カレ・ド・カネール)、
生八ッ橋で季節のモチーフをかたどった、
le gateau de la saison (レ・ガトー・デ・ラ・セゾン)、
などを提供しています。



八ッ橋の伝統をふまえながら、
新たに愛顧していただくお客様を、
増やしていこうというのです。


聴講した学生の皆さんから、
人との関わりを大切にする、
京都の老舗の姿勢を知ることができて良かった、
という感想を聞くことができました



報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)授業紹介京都