2016年07月05日

狐の嫁入り

天候が不順で、
急に雨が降ってきたりします。


少し前にキャンパスを歩いているときに、
晴れているなと思っていても、
ふと外を見ると、雨が降ったりしています。


先日、帰るときに、
太陽が顔を出しているのに、
雨が降ってきました。


狐の嫁入り、と呼ばれる現象です。
天気なのに、雨という不思議な感じが、
狐にばかされたような気持ちになったのでしょうか。


私の故郷の新潟では、
津川というところで、
「つがわ狐の嫁入り行列」という催事が、
5月の連休に行われます。

これは、江戸時代の文献に、
狐の嫁入りを見たという話が、
伝わっていることにちなんでいるようです。

もっとも、こちらは、天気雨ではなくて、
狐火の行列を目撃したものです。


実は京都でも、
3月に行われた、京都東山花灯籠で、
狐の嫁入り巡行が行われていました。

不思議な現象とはいえ、
嫁入りはおめでたいものですね。

かつても、豊作を予告する、
出来事だったようです。


報告:長沼光彦  
タグ :狐の嫁入り


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)日記京都