2016年06月13日

本学 書道部 は人間文化学科生が支えています!


書道部は、本学の伝統あるクラブの一つです。創設期には、高名な日比野光鳳先生(2011年文化功労者)が顧問として指導に来て下さっていたそうです。現在は、その門下の山根有香子先生(水穂会)にご指導いただいています。

地味ながら着実な活動を続けてきたクラブですが、数年前に部員が一人もいなくなり、廃部の危機に陥りました。

そこで、当時人間文化学科に在籍していた 書に心得のある学生に声をかけ、何とか部が存続できるよう、説得して入部してもらい、いきなり部長として活躍してもらいました。

その新部長さん(近藤謹子さん 2011年卒業)がよくがんばってくれたお陰で、書道部の伝統は何とか途絶えずに、これまで続いてきたのです。

しかし、最近また部員が減り、活動が下火になっていました。4年次生2名(事実上引退)、3年次生1名、2年次生2名という状況で、このまま行けば、また廃部の憂き目を見かねません。

そこで、現部長 尾崎朱(おさき あかね)さん〔人間文化学科 2年次生〕が奮起してくれました。 新入生フレッシュマンセミナーで、書道部への勧誘活動を熱心に行った結果、何と一挙に10名もの1年次生が入部してくれたのです。

しかも、10名中9名が人間文化学科の学生です。尾崎新部長の人間的魅力に1年次生諸君が惹かれたのでしょう。他のクラブの部長が、やっかんでいるとの噂も聞こえてくるほどです。




先日は、その1年次生たちの新歓コンパを行いました。未成年ですので、お酒抜きのお食事会です。京都ハンバーグの名店、キャピタル東洋亭に出かけました。とても賑やかで楽しそうな女子会になったようです。





ちなみに、部長の尾崎さんは、隷書の名手で、高校時代には奈良県の代表として全国大会にも出品した強者です。




新入部員の中にも、かなりの能書家がいるようで、秋の学園祭が楽しみです。

本学書道部の活動は、仮名書が中心ですが、学園祭では、漢字作品も発表しています。




みなさま、秋の展示発表をぜひ見にいらして下さい(ちょっと気が早かったかもしれませんが…)。



【報告者:書道部顧問 人間文化学科教員 堀勝博】

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)日記学生の活動報告