2016年05月14日

ホスピタリティ京都 笹岡隆甫先生


ホスピタリティ京都、
5月10日火曜日は、笹岡隆甫先生を、
お招きしました。



笹岡先生は、未生流笹岡の家元です。
未生流笹岡のホームページをご参照ください。)
現在、本学客員教授を務めていただいています。
(ノートルダム学という授業でも、
華道のお話をお願いしています。)

ホスピタリティ京都では、
華道と京都、人との関わりを、
話していただきます。

今回から5回にわたる講義です。
最後の6月14日は、特別に、
公開講座として開催します。
よろしければ、おいでください。

(人間文化学科には、
笹岡先生のファンを自称する学生ががおりまして、
昨年授業を受けたのですが、
再度、公開授業に参加すると言っていました。)




初回の講義は、
華道と人との関わりについて、
お話しいただきました。

日本家屋の特徴である、
座敷はお客さんを迎えるための、
部屋です。

花をその座敷に生けられ、
人をもてなすためのものです。

ただ、笹岡先生の活動の場は広く、
テレビ番組を彩る華として、
依頼を受けたり、
カルティエ宝飾デザイン展で、
飾花を手がけたり、
という活動をされています。

もちろん家元ですので、
未生流笹岡で華道を指導する方たちの、
指導をされています。
(ご本人の話では、
先生をまとめる校長先生のような役割だ、
ということでした。)



また、京都の人の関わりについてお話をされ、
子どもを近くの人たちみんなで育てていくような、
ご近所づきあいの延長に、
京都という町が成り立っている、
とご自身の経験を紹介されました。

その一例として、笹岡先生ご自身が参加する、
「DO YOU KYOTO? ネットワーク」 があります。
DO YOU KYOTO? ネットワーク ホームページ

京都の文化に携わる方たちが、
地球温暖化をはじめ、
地球規模の環境破壊防止を呼びかける団体として発足されました。

京都という地を基盤として、
人と自然の関係を見直す、
メッセージを発信しています。


受講した学生からは、
華道を通じて、
人との関わりを、
あらためて学ぶことができた、
という感想を聞きました。

次回もまた、よろしくお願いします。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:17Comments(0)授業紹介