2018年11月02日

自分で調べる


2年ゼミ、発展演習では、
古地図を見ながら、
京都の文化を学ぶワークをしています




ひととおり、
資料の見方を紹介したところで、
今度は、受講生の皆さんが、
自分でテーマを見つけて、
発表する、という段階になります。


受講生の中には、
教員の話を聞いているので、
じゅうぶん、と言う人もいます。


話を面白い、と思ってもらえるのは、
良いのですが、
今度は、その面白いを、
他の人に提供される面白さではなく、
自分で発見して伝える面白さ、
にしてほしいのです。


自分で面白さを見つける姿勢が身につくと、
案内する人がいなくても、
どんどん面白さを広げていくことができます。

(もちろん、
案内してくれる人がいてくれると、
良い場合もありますが。)


そんなわけで、
2年次ゼミでは、
面白さを見つける練習を、
するわけです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:02Comments(0)授業紹介京都日本語日本文化領域アクティブラーニング

2018年10月30日

ハロウィンの菓子


明日はハロウィンです。



先日の土日は、大学祭でしたが、
大学のある京都北山では、
北山ハロウィンというイベントが、
開催されました。

多くの方に訪れてほしいということで、
土日開催となっています。


そんなわけで、日本でも、
ハロウィンは、メジャーなイベントとなりました。


学生に、Trick or Treat
と言われたわけではないですが、
お菓子を食べながら、
ハロウィンの由来について、
調べてみました。


キリスト教のイメージを持っている方も、
いるかもしれませんが、
キリスト教会では、
行事として行うことはないようです。

ただ、ハロウィンの次の日に、
諸聖人の日、という行事があり、
その行事と重なるので、
キリスト教と関係あるように、
思われているのかもしれません。

(私の家の近所の教会では、
日曜日に、バザーをしていました。)


留学生からは、現地のハロウィン事情を、
聞いたりして、なかなか面白い発見がありました。


教員は、ただでお菓子を食べさせず、
勉強をさせようと企むわけです。

Treat and Study というところでしょうか。

報告:長沼光彦  
タグ :ハロウィン


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:04Comments(1)授業紹介

2018年10月29日

卒論も書かなきゃならない


4年生は、就活で忙しいわけですが、
卒業論文も書く必要があります。



2つ、大仕事が重なるので、
学生は、たいへんだ、無理、と、
ぼやきます。


大変ではありますが、
いい機会でもあると思います。


自分の考えを、長い文にまとめる、
という挑戦は、もうしないかもしれません。


少したいへんなことを、
がんばってみるという経験は、
自分の中に残るものでもあるでしょう。


今は、たいへん、無理、
という気持ちでも、
挑戦してみては、いかがでしょう。


報告:長沼光彦

  
タグ :卒業論文


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:12Comments(1)授業紹介

2018年10月25日

古地図を見ながら煩悩について考える


2年次ゼミ、発展演習では、
古地図を見ながら、
京都の文化について考えています。



今回は、仏教の話になり、
人間には、いろいろな煩悩があるなあ、
と学生に話題をふりました。


皆さんは、仏教が、
どういう欲望を避けよ、
と教えているか、知ってますか、
と聞いてみました。


人を傷つけたり、盗んだりするのは、
いかんだろう、という話が出てきます。


今で言う犯罪だけでなく、
誰もが持つような欲も、
アカンと言われているのだ、と言って、
皆さんの欲求の中で、
これはアカンと注意されそうなものはないか、
と聞いてみました。


すると、寝ること、という返事。


どうやら、サボるという意味で、
悪いことと、考えたようです。


何にせよ、あまり、
悪そうな欲望を、
思いつかなかったようでした。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:52Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月24日

疲れているけど、やる気はある


以前に、授業中に学生が、
疲れた、と言う、
という話をしました





授業を早く終わろうという、
サインでもあるわけです。

まあ、早く終わってもいいのですが、
何で疲れてるの、と聞いたりします。


そうすると、授業で真面目に考えたから、
疲れた、というような返事が、
かえってくることがあります。



その授業は、国語教員免許の授業で、
はじめから説明せずに、
自分でいろいろ考えて、
答を出してみたら、
というスタイルで進めていました。


真面目に取り組んだから、
疲れた、というわけです。

なるほど、と返事して、
終わっても良いのですが、
何で、考えさせたのか、
という話をして、終わりにしようと思います。


今は、指導教員の説明を聞いて、
授業の組み立てても良いのだが、
教育現場に行けば、
自分力で、授業を組み立てる必要がある。

今から、そういう練習をしてほしいので、
考えさえているのだ、
という話をしました。


すると、疲れていたと言っていたのが、
メモをとりながら、
話を聞きはじめます。


何だかんだ言いつつも、
真面目なのでしょうね。



報告:長沼光彦







  
タグ :授業


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:00Comments(0)授業紹介

2018年10月23日

詩は目で見えないものを書く


日本文学特講は、
詩を読んでいます。



詩は、読みにくいと言われたりします。

それは、詩が、
目で見えるような世界を、
書かない場合があるからだと思います。


飯島耕一の「他人の空」には、
次のような一節があります。

 空は石を食ったように頭をかかえている。
 物思いにふけっている。
 もう流れ出すこともなかったので、
 地は空に
 他人のようにめぐっている。


「空は石を食ったように頭をかかえている」
って、どんな光景なのでしょう。

そもそも、空は、
ものを食ったりしないわけですから、
その絵面が思い浮かびません。


ここは、そこで並んでいる言葉が、
思い浮かべさせる、
種々のイメージを、
組み合わせていくことから始めると、
良いと思います。


石を食う、のは、
何かつらそうだなあ、とか。

頭をかかえている、から、
何か悩んでいるのかなあ、とか。


言葉のひとつひとつが、
思い浮かべさせる印象から、
読み始めるわけです。


そうすると、
この空は、何かつらいことで、
悩みながら、もの思いにふけっているのかな、
と読むこともできます。


現実の風景にこだわらずに、
言葉ひとつひとつを味わってみるところから、
はじめてみては、いかがでしょうか。


報告:長沼光彦
  
タグ :飯島耕一


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:10Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月20日

大西英玄先生 ホスピタリティ京都

ホスピタリティ京都は、
京都で伝統的な仕事に携わる方たちを、
お迎えして、
おもてなしについて考える授業です。



7月17日のホスピタリティ京都は、
清水寺の僧侶、大西英玄先生を、
お招きしました。


清水寺は、多くの人たちの心のよりどころ、
となってきたお寺です。

人や物事との出会いを、
仏様の引き合わせる機会、
仏縁と考えて、感謝し、大切にしていきます。


本来、お招きした私たち大学が、
感謝すべきところですが、
大西英玄先生は、
授業で学生と出会った事に感謝します、
とおっしゃいました。

人との出会いに感謝する、
仏縁を重んじていらっしゃるのです。


大西英玄先生は、
ホスピタリティに大切なのは、
そのような感謝の態度に加え、
見えないものを意識すること、
自分の属する組織の特徴を理解すること、
原則としての軸を意識すること、
だとおっしゃいます。


これらは、普段の私たちが、
なかなか自覚できないことだと思います。

聴講した学生の感想を聞くと、
普段の人との関係を見直す、
よい機会になったようです。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:02Comments(1)授業紹介京都

2018年10月19日

古地図でイメージを広げる


2年次ゼミでは、古地図を読む、
ワークをしています




京都の昔の地図ですから、
そのままでは、どんな場所か、
イメージが湧いてきません。


まずは、自分のよく行く場所を、
思い浮かべてもらいます。


京都には、河原町という、
鴨川沿いの繁華街があります。
そういう場所でも、良いですね。

それは古地図で、
ここらへんにある、
と確認してみます。


川など大きな地形は、
変わっていませんから、
現在の場所と結びつけることができます。


そんなふうにして、
地図を具体的な場所と、
結びつけるところから始めます。


報告:長沼光彦  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 19:08Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月17日

詩は形をとらえる


ただいま、日本文学特講では、
詩を読んでいます




詩は、読みにくいという、
意見もあります。

ただ、形式に注目しては、
いかがでしょう、という話をしました



例えば、隠れた比較、
という形式があります。

今、読んでいた、
田村隆一「木」は、
こんな一節で始まります。

 木は黙っているから好きだ
 木は歩いたり走ったりしないから好きだ
 木は愛とか正義とかわめかないから好きだ


木を好きだ、といっているのですが、
どの理由も、××しないから、
という否定的な言い方になっています。


木の良いところを、
あげているわけではないんですね。


これは、木が好き、というよりも、
黙っていない、歩いたり走ったりする、
愛とか正義とかわめくものが、
嫌いだ、と言っているのと同じでしょう。


つまり、木は、
何かはっきりと示されていない、
愛とか正義とかわめくものと、
比較されているわけです。


隠れた比較、というのは、
こんな表現形式です。


詩を読むには、
明確に書かれていない部分に、
気持ちを向けることも必要でしょう。


報告:長沼光彦  
タグ :田村隆一


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:26Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月13日

カメラを止めるな 上映しています


前に話題にしました映画、
カメラを止めるな

京都で、上映館が増えているようです。



京都の古地図を読む授業で、
鴨川の近くに、盛り場が多い話を、
していました。
(この話は、また別の機会に。)


その流れで、寺町通(てらまちどおり)の話になり、
映画館とか、あるね、
という話になりました。


先生、最近どんな映画を観ましたか、
と聞かれたので、
カメラを止めるな、
の名前をあげました。


知ってる、知らない、
という声があがり、
テレビのニュースなどで、
話題になっていることを知っている人もいました。


では、見たの?、と聞くと、
見ない、との返事。

話題になっていても、
他に見たい映画があると、
お小遣いの関係で、
見ない、ということになるようです。


ネタバレしてはいけないので、
あまり多くは語れないのですが、
面白さを伝えるのは、
なかなか難しいところです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:26Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月10日

激しい感情は知らない 詩の話続き


詩を読むとなると
言葉ひとつに、
こだわってみた方が良いと思います。



そんなわけで、
詩の中に、「わめく」という言葉が出てきたので、
皆さんは、「わめいた」ことありますか、
と聞いてみました。


一度もないとの、お返事。
まあ、そうですね。
私もありません。


わめく、というのは、
あまり日常的な態度では、
ないかもしれません。


とはいえ、そういう普通じゃなさそうな、
わめきたいと思うときはどんなときか、
考えてみます。


その気持ちを考えてみないと、
言葉の意味がわからないからです。


私たちは、わめく、という辞書的な意味は、
知っていますが、
わめく人の状況や気持ちを、
考えたことはないわけです。


そういうところから、
はじめてみるのが、
言葉にこだわることだと思います。


報告:長沼光彦

  
タグ :感情


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:34Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月09日

詩は読みにくいか


日本文学特講では、
日本の詩を読んでいます。



学生に聞くと、
詩は読みにくい、
という声があがります。


確かに、日常使う会話のことばとは、
違うようです。
(でも、似ている面もあります。)


物事を解説する説明文とも、
違うようです。
(でも、似ている面もあります。)


そんなわけで、
まずは、詩の特徴として、
形式や表現に、
注目してもらうことにしました。


よく見ると、
二つの異なる主張があり、
対話のような形式に、
なっているものがあります。


よく見ると、
現実離れした表現の中に、
メッセージを伝えようとしている、
表現もあります。


そんなところを、
ひとつずつ見つけて、
読んでいってはいかがでしょうか。

長沼光彦  
タグ :日本文学


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:26Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2018年10月04日

マイ古地図をつくっています


私が担当する、
2年次ゼミ、発展演習では、
マイ古地図をつくっています。



大学図書館には、
江戸末期の京都の古地図が、
所蔵されています。


これを、縮小コピーして、
学生に、自分の古地図を、
作ってもらっています。


まずは、ホンモノの資料に、
触れてほしいからです。


ホンモノの資料には、
入門書などでは、省略されている、
様々な情報が隠されています。


それらを発見する体験をしてほしい、
と思っています。


報告:長沼光彦  
タグ :古地図


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:43Comments(1)授業紹介京都日本語日本文化領域

2018年10月03日

芸術の秋+前期の授業から

暑さも時々戻ってはきますが、さすがに10月、だんだんと過ごしやすくなり、
時々寒くもなってきました。
「芸術の秋」ですね。

京都には大小さまざまな博物館があります。
「京都市内博物館施設連絡協議会」に加盟している施設は、なんと200館以上。

前期2回生対象の「発展演習」(担当・吉田朋子)では、京都の歴史を勉強しながら
京都にある博物館施設についての学びました。
その一環として、7月のある日、三条通の「京都文化博物館」を授業時間に弾丸ツアーを決行しました。
こちらは地下鉄烏丸線から歩ける距離なので、このような企画が可能でした。



当日開催されていたのは
「西尾維新大辞展〜京都篇〜」と
「平安博物館回顧展 - 古代学協会と角田文衞の仕事 -」という
実に対照的な二つの展覧会でした。

西尾維新展では、インタラクティブな映像に盛り上がりました。
また、執筆の机の再現展示もあり、撮影可能でした。
撮影可能なエリアをもうけている展示は最近とても多いですね。



「平安博物館回顧展」は非常に学術的な展示だったのですが、
ふだん京都の歴史について講読している我々なので、
興味を持って観覧し、時間が足りない!という状態でした。

展示の様々な工夫にも触れられた時間になったと思います。

暑い夏も終わり、落ち着いていろいろなところにいける季節になりました。
京都は寺社仏閣と博物館をセットにして充実したツアーを組めるところなので、
学生の皆さんには、ぜひ友達同士誘い合って色々なところを回ってほしいなと思います。

(報告・吉田朋子)
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:29Comments(1)京都フィールドワーク授業紹介

2018年09月25日

クリスマス・プレゼントの運び手

キリスト教の祝祭の中で日本で最もよく知られているのは、
クリスマスであるといえるでしょう。

クリスマスは「キリストのミサ(Christ’s Mass)」という意味で、
キリストの降誕を祝うお祭りです。
ラテン語ではNativitas Dominiと言い、「主の降誕」を意味し、
クリスマスを表すフランス語「ノエル」や
イタリア語「ナターレ」なども「降誕」を意味する言葉から来ています。

クリスマスといえばトナカイの橇に乗ったサンタクロースが
世界中の子供たちのためにプレゼントを配るというイメージが日本では定着していますが、
子供たちがクリスマス・プレゼントを運んで来てくれると期待している人物は、国や地域によって様々です。
スペインでは「三人の博士」、オランダでは司教の姿をした「シンタクラース」、
スイスでは「幼子イエス」、イタリアでは「ベファナ」という老婆、
スウェーデンでは「トムテ」という妖精、等々です。
それらのキャラクターは、キリストの降誕を記している聖書に由来する人物や、
聖人伝に由来する人物など多様な起源がありますが、
皆、プレゼントを配る存在とされているのです。
クリスマスは、神が人間の救いのために独り子を贈り物としてこの世界に与えられたことを祝う日でもあり、
クリスマス・プレゼントはその喜びのしるしとしての贈り物であるともいえます。

発展演習「キリスト教と文化」では、キリスト教の様々な祭りの起源と、地域ごとの祝い方や食文化との関わり等について研究しています。
(文責:中里郁子)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:14Comments(0)授業紹介オープンキャンパス・AO入試

2018年09月24日

前期授業から ―日本語コミュニケーションⅢ 特別講義

  人間文化学科の学生全員が履修する必修科目に「日本語コミュニケーション」があります。 1年次生前期から2年次生前期まで1年半のあいだ、全員が同じクラスで学びます。1年次前期担当が長沼先生、後期が平野先生、2年次前期に担当するのが私、堀です。





 3科目とも、社会人基礎力としてのコミュニケーション力を向上させることを教育目標にしていますが、それぞれ少しずつ授業内容が異なります。私が担当するのは、翌年から始まる就職活動を大いに意識したコミュニケーション力の養成で、敬語やことわざの常識、ビジネスマナーの知識など、社会人として身につけておくべき教養を扱うと同時に、ペン習字や履歴書の書き方、実践に直結する内容も取り入れています。

 そして、最終回の授業では、マイナビ・京都キャリアサポート課、若松伶奈さんをお迎えし、特別講義をしていただきました。将来の就職活動を円滑に進める上で、どのようなことを心がけておけばよいか、今から大学生活を送る上で気をつけておくべきことは何か、など、具体的なデータを紹介したり、楽しいグループワークを交えたりしながら、楽しく学びます。





 まだまだ就職は先のことだと暢気に構えていた2年生たちですが、少しはキャリアへの関心が高まったことと思います。インターンシップに行ってみようとか、クラブ活動でもっと積極的な取り組みをしようなど、人それぞれに受け止め方は違ったようですが、今回の講義が彼女たちの意識にいい刺激を与えてくれました。

若松さん、ありがとうございました。


(授業担当:堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップ日本語日本文化領域

2018年09月21日

前期授業から ―京都工芸繊維大学での日本語教育実習

 
 京都ノートルダム女子大学では、外国人に日本語を教える資格「日本語教員資格」を取得することができます。

 全学の学生が取得可能ですが、実際に資格課程を履修しているのは、英語英文学科と人間文化学科の学生がほとんどです。

 2年次生から本格的に課程科目を履修し始めますが、3年次または4年次の前期に履修するのが、「日本語教育実習Ⅰ」という科目です。

 日本語を外国人にどう学習させるか、ティーチングプランを作成し、それにもとづいて実際に教壇に立って教えます。

 他大学では、通常、同じ授業を受けているクラスメイトを相手に教え合うのですが、本学では、すべての実習科目で、実際に外国人学習者を相手に教えることにしており、「教育実習Ⅰ」でも、最後の3回(7月の第1~3週)、京都工芸繊維大学の外国人留学生を集めた特別教室で、模擬授業の体験をします。


   英語英文学科3年次生 越智瀬莉香さん



 課程履修生は、生まれて初めて担当する日本語教室、生まれて初めて立つ教壇ということもあって、みな緊張していましたが、徐々に日本語を教える楽しさに気づき始めたようでした。

 後期には、すべての授業を京都工芸繊維大学で行う「日本語教育実習Ⅱ」がありますが、今回出席してくれた留学生が「とてもよかった。後期もあなたたちの教室に来るからね」とうれしい約束をしてくれたそうです。



   英語英文学科4年次生 間宮愛さん(三重県立上野高校出身)
   人間文化学科3年次生 山本友美さん(鳥取県立倉吉北高校出身) 


 ちなみに、本学の学生が京都工芸繊維大学の留学生を教えることになったのは、2009年に本学と京都工芸繊維大学とが包括協定を締結した際、学生の相互交流の一環で、同大学国際課のご協力を得て始まったもので、今年で10年を迎えました。

 国立大学と私立大学が日本語教育で直接交流する、全国的にもめずらしい取り組みですので、今後とも発展・継続していけるよう、学生諸君にはがんばってほしいと思います。


(日本語教員養成課程担当:堀勝博)



    


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:49Comments(0)日本語教育授業紹介国際交流

2018年09月14日

前期授業から ―祇園祭に行ってきました 2


  夏休みも終わりに近づき、季節外れになってしまいましたが、前期の授業内容からご紹介します。


  人間文化学科3年次生必修科目「専門演習Ⅰ」(古典・日本文化ゼミ)のクラスで、祇園祭に出かけました。わがゼミの恒例行事です。





  祇園祭は、2014年より古式にならい、前祭と後祭に分かれて山鉾行事が行われるようになりましたが、私たちが出かけたのは前祭のほうで、巡行前日の夜、いわゆる宵山でした。


  前祭には23基の山鉾が登場しますが、一晩ではとうていすべてを見ることはできません。人気の月鉾などは、すでに見学券がなくなっており、通過するだけになりました。





  今回は、ゼミ生に加えて、香港中文大学専業進修学院交換留学生トレーシーさん、ドイツ・ルフトハンザ航空ダニエル・ブラウンさんも特別ゲストで参加しました。


  縁結びの御利益がある保昌山から見学を始め、白楽天山、伯牙山、木賊山などを見た後、からくり仕掛けで人気のある蟷螂山を見に行きました。





  懸装品は、友禅染作家、羽田登喜男氏の作品で、見事なものですね。見に来ればいいのに、カマキリが苦手だと言って、会所の中に入ろうとしなかった人がいたのも一興でした。


  最後は、放下鉾に行きました。こちらは無料で鉾に上がらせていただけるとのことでしたが、女人禁制ということで、私とダニエルさんが代表で鉾を見学してきました。楽器なども触らせていただき(鳴らすのはNGですが)、いろいろお話をうかがいました。この狭い鉾の上に、40名近くが乗車し、交替でお囃子を担当すると聞いて、ダニエルさんも驚いていました。 




  学生たちは、寮の門限もあるので、9時過ぎに解散、ダニエルさんは祇園のホテルに宿泊しているとのことで、当日は深夜まで祭を堪能したそうです。学生たちにも、宵山の夜おそくから行われる日和神楽を見せたかったですね。



(ゼミ担当:堀勝博)




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 10:07Comments(0)授業紹介京都日本語日本文化領域国際交流

2018年09月11日

柊家 西村明美先生 ホスピタリティ京都

7月3日火曜日の、ホスピタリティ京都は、
柊家女将、西村明美先生を、
お招きしました。



柊家は、文政元年(1818年)創業、
江戸時代から続く、
京都の老舗旅館です。


柊家の玄関には、
重野成斎(文政10年-明治43年)の書、
「来者如帰」(我が家に帰られた様に寛いで頂きますように)
という、柊家の理念が記されています。

我が家に帰ったような寛ぎは、準備万端整えて
お迎えし、お気持ちを察して〝おもてなし″を
する事で感じて頂ける空間です。

老舗の京の宿として、
伝統を重んじる柊家ですが、
新館では、現代の職人さんらの、
新しい意匠をとりいれています。


温故知新の理念を大切にし、
新しいものを採り入れながら、
新旧を融合し、日本文化の伝統を、
より良い未来へとつなげていくことが、
柊家の重んじるところです。



聴講した学生は、
海外からの観光客も多い京都で、
新しい時代に対応していく、
老舗旅館のお話に、
発見するところが多くあったようです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:12Comments(0)授業紹介京都

2018年09月01日

中学生の皆さんに授業をしました

先日、大学の見学ということで、
中学生の皆さんが、
本学にいらっしゃいました。



大学の授業がどんなものか、
知っていただくために、
私が授業をすることになりました。


テーマは、京都のおもてなし。

前期に行いました、
ホスピタリティ京都の内容をふまえ、
サービスと、おもてなしの違いについて、
お話しました。


サービスは、お客さん第一として、
「お客様は神様です」
というような対応をします。

おもてなしは、
丁寧な対応するのは当然ですが、
相手をよく知ろうとする、
人間関係をまず重んじる、
という話です。


興味を持って聞いていただけた、
でしょうか。


中学生の皆さんは、
授業のあと、
大学の建物を見学しました。

そして、本学の学生に、
大学について、
いくつか質問する時間を設けました。

大学がどんなところか、
学ぶという目的で、
見学をされたわけです。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 19:32Comments(0)授業紹介